末広界隈
古くからの住宅地、美園と平岸にまたがる真空地帯。
「末広」という住所は存在しません。
いや、俗称すら消えかけているかもしれません。
今回は美園と平岸を分ける「末広商店街」周辺をご紹介。
昼間でも閑散とした通り。
休日はシャッターを下ろしている店が目立ちます。
ちなみにここはバスが数本通っていて、冬は大変なことになります。
変哲のないアパート。
実はここは私が尊敬する鈴井貴之氏の初監督作品「マンホール」で、安田演じる警官が撃たれるシーンで使われました。
新築同様。
先日、足場が組まれていたので、また一つ木造が姿を消すのかと思ったら、とても綺麗になってました。
マンサード屋根。
北海道特有の、二段落ちの屋根。
洋風っぽくて好きです。
ぽかぽか。
私の家から徒歩30秒のお宅。
色使いといい、赤い○が何とも言えません。
小さな廃屋。
ここはもう人は居ないようです。
ちなみにこの周辺は'94に東豊線が延長されてから更に人が増え、こうした家屋が残っているのは奇跡です。
美しい邸宅。
緑が沢山あるお庭が羨ましい。
まあるいトラック。
よく車のカタチで時代の輪廻を例える。
'70sは丸→80'sは角
'90sは丸→00'sは…やっぱ四角いですね。
ペントハウス。
こういう建築は、二階部分が隠れ家的で好きです。
木工所。
作業中でした。
木を扱うんだから、木で出来てなくっちゃ。
平屋。
今あるほとんどのお宅は、二階建てです。
でも意外と二階は使わない気が。
この香り。
とても美しい色。
申し訳程度のお庭と柵。
サンフラワー。
住居に庭を設けることを義務づければ、酸素も増えるはず。
ガタンゴトン。
弧を描く道路は、定山渓鉄道跡。
正面の青い看板、「平岸プリンスボウル」は新しくてキレイなボウリング場だったけど8月に惜しまれつつ廃業。
平屋10坪とビートル。
やっぱり黄色、やっぱり旧型。
平岸は南北3.5キロと長く、今回は美園・豊平寄りの区域をご紹介。
南平岸地区もこれから撮ってきます。
終
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